楽天koboの読み上げ|音声で聞けるかの確認

楽天Koboアプリで本を開いても、読み上げや再生のボタンは見当たりません。楽天Koboの公式FAQで音声について案内されているのは、一部の洋書にある「音声再生機能つき書籍」だけで、これはKoboカスタマーケアのサポート対象外です。
楽天Koboデスクトップアプリと楽天Kobo電子書籍リーダーでは再生できず、一部のAndroid端末・iOS端末で再生できる場合があっても、できないときの対応は行われません(2026年11月時点)。
本記事では、音声再生機能つき書籍の扱い・環境ごとの再生可否・文字を大きくして読む代替手段を解説します。
楽天koboの「読み上げ」が指すのは、音声再生機能つき書籍です
「読み上げ」という言葉には、2つの意味が混ざっています。
ひとつは、端末が本文のテキストを機械音声で声に変えるタイプの機能で、もうひとつは、書籍そのものに音声データが入っていて、それを再生するタイプです。
楽天Koboで公式に案内されているのは後者だけで、一部の洋書に用意された「音声再生機能つき書籍」がこれにあたります。
日本語の書籍に同じ仕組みがあるかどうかは、公式の案内では確認できませんでした。
楽天Koboは1冊ずつ購入する電子書籍ストアで、購入した本は楽天IDに紐づいて管理されます。
サービスの成り立ちと読める本の種類は楽天koboとは?Kindleとの違いと読める本の種類で解説しています。
サポート対象外と書かれている意味
音声再生機能つき書籍は、Koboカスタマーケアのサポート対象外と明記されています。
再生が始まらない、途中で止まるといった状態になっても、問い合わせ窓口での対応は行われません。
一部のAndroid端末・iOS端末では再生できる場合があるとされていますが、これは「どの端末なら必ず再生できる」という保証ではなく、できなかったときの相談先も用意されていないという扱いです。
耳で聞くことを主目的に楽天Koboを選ぶなら、この一点を先に把握しておいてください。
楽天koboで音声を再生できる環境と、再生できない環境
同じ楽天Koboでも、使う環境によって音声再生機能つき書籍の扱いが変わります。公式に明示されているのは、デスクトップアプリと電子書籍リーダーでは再生できないという点です。
| 環境 | 音声再生機能つき書籍 | 公式の扱い |
|---|---|---|
| 楽天Koboアプリ(iPhone/iPad) | 再生できる場合がある | サポート対象外 |
| 楽天Koboアプリ(Android) | 再生できる場合がある | サポート対象外 |
| 楽天Koboデスクトップアプリ(Windows・Mac) | 再生できない | 公式に明示 |
| 楽天Kobo電子書籍リーダー | 再生できない | 公式に明示 |
| ブラウザビューア | 公式の案内で確認できない | 対応するのはフィックス型のみ |
電子書籍リーダーを買っても再生はできません
電子書籍リーダーは目に優しい画面で長時間読むための端末で、辞書の引きやすさやファイルの取り込みに強みがあります。
それでも音声再生機能つき書籍については再生できないと明記されているため、聞くための端末としては選べません。
端末とアプリで何ができるかが違う点は楽天koboの端末|アプリだけで読む場合との違いで解説しています。
パソコン側も同じで、デスクトップアプリでは再生できず、ブラウザビューアはフィックス型(漫画・雑誌など1ページが画像の書籍)にしか対応していません。
小説やビジネス書といったリフロー型と「立ち読み版」はブラウザでは開けないので、パソコンで読む前提の人は対応範囲を確かめてください。
パソコンでの読み方は楽天koboをパソコンで読む|デスクトップアプリとブラウザ版で解説しています。
聞きたいのか、字を大きくしたいのかで選ぶものが変わります
読み上げを探している理由は、だいたい2つに分かれます。
家事や移動の最中に耳だけで内容を追いたいのか、画面の文字が小さくて読み進めづらいのかです。
前者なら、楽天Koboで公式に案内された手段は一部の洋書に限られ、しかもサポート対象外なので、期待どおりにいかない可能性を織り込む必要があります。
後者であれば、読み上げに頼らなくても対処できます。
小説やエッセイなどのリフロー型は文字サイズを自由に変えられ、ハイライトとコメントも付けられます。
電子書籍リーダーではジーニアス英和辞典MX(大修館書店)や大辞泉 日本語辞典(小学館)などの辞書を本文から直接引けるため、字を大きくしたうえで知らない語をその場で確認する読み方ができます。
購入はブラウザの楽天Kobo電子書籍ストアから行い、アプリは読むために使います。
楽天Koboアプリ(iPhone/iPad・Android)からは直接購入できない仕様で、Android版が扱うのは無料作品だけです。
まず文字サイズの変わり方を確かめたいなら、商品ページの表紙画像の下にある「アプリで立ち読み」から無料プレビューを開いてください。
アプリの導入と最初の設定は楽天koboアプリの使い方|インストールと最初の設定で解説しています。
楽天koboで買った電子書籍は、スマートフォンやタブレットのアプリ、パソコン、楽天Kobo電子ブックリーダーで読めます。同じ楽天IDで入れば、端末をまたいで同じ本棚を開けます。
セール・クーポンの内容と対象は入れ替わります。購入の前に公式ストアで現在の価格と条件を確認してください。
和書と洋書、リフロー型とフィックス型で扱いが違う理由
音声再生機能つき書籍が一部の洋書に限られているのは、音声データを用意しているかどうかが出版社側の制作に左右されるためです。
楽天Koboが全作品に一律の機能を載せているのではなく、その書籍に音声が収録されているかどうかで決まります。
そのため、和書で同じものを探しても見つからないことがあります。
文字の扱いにも同じ事情があり、楽天Koboの電子書籍はリフロー型とフィックス型の2タイプに分かれます。
| タイプ | 主な書籍 | 文字サイズ | ハイライト・コメント |
|---|---|---|---|
| リフロー型 | 小説・エッセイなど文字主体の本 | 変えられる | 付けられる |
| フィックス型 | 漫画・雑誌など1ページが画像の本 | 変えられない | 付けられない |
フィックス型はページ全体が画像なので、文字を大きくする操作ではなく拡大して細かい部分を確認します。
ビジネス書や参考書でも、図や写真が多いとフィックス型で配信されることがあります。
読み上げにせよ文字サイズにせよ、本文がテキストとして扱われているかどうかでできることが変わると考えてください。
楽天koboで買った本は返品できません
音声目当てで購入して再生できなかった場合でも、購入した電子書籍の返品・変更は受け付けていません。
購入直後でも自分でキャンセルできない仕組みで、欠陥や不具合があった場合に限り、返金など楽天側が適切と判断した対応が行われます。
サポート対象外と案内されている機能について、不具合として扱われるかどうかは公式に書かれていません。
端末も同じ考え方で見てください。
電子書籍リーダーの価格は2026年6月12日に改定され、税込価格はKobo Clara BWが25,800円、Kobo Clara Colourが29,800円、Kobo Libra Colourが41,800円です(2026年11月時点)。
音声を聞く目的でこの金額を出しても、電子書籍リーダーでは再生できません。
もうひとつ押さえておきたいのが退会の扱いで、楽天Koboだけを退会することはできず、楽天会員を退会すると購入済みのすべての電子書籍の閲覧権が失われます。
同じメールアドレスで再登録しても、過去の購入履歴や書籍は復活しません。
なお、買った本が開かない・表示されないといった症状は同期の設定で起きることもあるため、楽天koboが読めない・開かない|確認する3か所で解説している手順を先に試してください。
購入前に楽天koboの商品ページで確認できること
商品ページで確かめられるのは、その書籍がリフロー型かフィックス型か、そしてクーポンの対象かどうかです。
クーポン対象外の書籍には「この作品はクーポン適用対象外となります。ご了承ください。」と記載があり、Pottermore Publishingの書籍や「週刊少年ジャンプ」シリーズ(集英社)などが対象外として挙げられています。
音声再生機能つき書籍の表示位置については、公式の案内で確認できませんでした。
確実なのは、再生できない環境が公式に明示されていることと、再生できた場合もサポートを受けられないことの2点です。
耳で聞く用途を前提に1冊目を選ぶのであれば、まず無料で読めるものや無料プレビューで自分の端末の挙動を確かめてから、有料の書籍に進んでください。
無料のコミック一覧・無料の小説/エッセイ一覧が用意されているほか、電子書籍リーダーならホーム画面の「本を探す」から「無料の本」をたどれます。
購入経路によっても使える条件が変わります。
Kobo電子書籍リーダーの端末内ストアから買うとクレジットカードしか使えず、クーポンと楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)は使えないうえ、領収書も発行できません。
クーポンを使って安く買いたいなら、ブラウザのストアから購入してください。
配布の時期と使えないときの確認は楽天koboのクーポン|配布のタイミングと使えないときの確認で解説しています。
よくある質問
楽天koboに日本語の本を読み上げる機能はありますか
公式の案内では確認できませんでした。
音声について案内されているのは一部の洋書にある「音声再生機能つき書籍」だけで、これもKoboカスタマーケアのサポート対象外です。
日本語の書籍を機械音声で読み上げる機能があるとは書かれていません。
楽天Kobo電子書籍リーダーなら音声を再生できますか
再生できません。
楽天Koboデスクトップアプリも同じく再生できないと明記されています。
再生できる場合があるとされているのは一部のAndroid端末・iOS端末の楽天Koboアプリだけで、こちらも動かなかったときの対応は行われません。
読み上げが使えないとき、長時間でも読みやすくする方法はありますか
小説やエッセイなどのリフロー型であれば文字サイズを変えられるので、まずは大きさを調整してください。
漫画や雑誌のフィックス型は文字サイズを変えられず、拡大して読む形になります。
電子書籍リーダーは目に優しい画面で、辞書も本文から直接引けます。
目の痛みや見えづらさが続く場合は、設定の調整で済ませず医療機関に相談してください。
楽天koboで買った電子書籍は、スマートフォンやタブレットのアプリ、パソコン、楽天Kobo電子ブックリーダーで読めます。同じ楽天IDで入れば、端末をまたいで同じ本棚を開けます。
セール・クーポンの内容と対象は入れ替わります。購入の前に公式ストアで現在の価格と条件を確認してください。
まとめ
楽天Koboで音声に関して公式に案内されているのは一部の洋書の「音声再生機能つき書籍」だけで、デスクトップアプリと電子書籍リーダーでは再生できず、アプリで再生できた場合もサポートの対象外です。
耳で聞くことが目的なら期待どおりにならない前提で考え、字が小さくて読みづらいことが理由なら、リフロー型の文字サイズ変更で対応できます。
購入した電子書籍は返品できないため、まず無料で読めるものや無料プレビューで自分の端末の挙動を確かめてから有料の書籍に進んでください。
ぜひ本記事の環境ごとの再生可否の表と、リフロー型・フィックス型の違いを参考に、自分の読み方に合う環境を選んでください。



