楽天koboの写真集|画質と見開き表示の設定

楽天Koboで写真集を開くと、小説のときに出てくる文字サイズの変更ボタンが見当たりません。
写真集のように1ページがまるごと画像として作られた電子書籍は「フィックス型」と呼ばれ、文字サイズの変更もハイライトもできないかわりに、細かい文字は拡大して確認する作りになっています。
このフィックス型は、マイライブラリの「ブラウザで読む」に対応している唯一の形式でもあります。
本記事では、楽天koboの写真集がどの形式で配信されるのか、読める環境と端末の選び分け、買える場所の制約までを解説します。
楽天koboの写真集はフィックス型|1ページが画像で作られている
楽天Koboの電子書籍は、リフロー型とフィックス型の2タイプに分かれます。
リフロー型は小説やエッセイのように文字データで作られていて、画面の大きさに合わせて文字が流れ直す形式です。
これに対してフィックス型は、漫画や雑誌のように1ページが画像になっていて、紙面のレイアウトがそのまま固定されます。
写真集はページそのものが画像で構成されるため、この後者にあたります。
楽天Koboの案内でも、ビジネス書や参考書であっても図や画像が多いとフィックス型になる場合があるとされていて、判断の基準は書籍のジャンル名ではなくページの作りです。
| 項目 | リフロー型 | フィックス型 |
|---|---|---|
| ページの作り | 文字データ | 1ページが画像 |
| 文字サイズ | 変えられる | 変えられない |
| 細かい文字の読み方 | 文字を大きくする | 拡大して見る |
| ハイライト・コメント | 付けられる(書籍による) | 付けられない |
| ブラウザビューア | 非対応 | 対応 |
| 代表的な書籍 | 小説・エッセイ | 漫画・雑誌 |
写真集を買う前にこの区別を押さえておくと、読んでいる途中で「設定が見つからない」と探す手間がなくなります。
キャプションや奥付の小さな文字を読みたいときは、文字を大きくするのではなく画面を拡大します。
逆にハイライトやコメントを使った読み方は、フィックス型ではできません。
楽天Koboの扱っている本の種類そのものについては、楽天koboとは?Kindleとの違いと読める本の種類で解説しています。
楽天koboの写真集を読める環境|アプリ・ブラウザ・電子書籍リーダー
楽天Koboで買った本を読める環境は4つあります。
楽天Koboアプリ(iPhone/iPad・Android)、楽天Koboデスクトップアプリ(Windows・Mac)、楽天Kobo電子書籍リーダー、そしてブラウザビューアです。
写真集はこのうちどれでも開けますが、ブラウザビューアだけは対応状況が他と違います。
ブラウザビューアはフィックス型だけに対応している
マイライブラリの「ブラウザで読む」から開けるのは、コミックや雑誌などのフィックス型に限られます。
リフロー型の小説やビジネス書、それに「立ち読み版」はブラウザでは開けません。
つまり写真集は、アプリを入れずにブラウザだけで読める側に入ります。
対応ブラウザは、パソコンがChrome・Firefox・Microsoft Edgeの最新版、iPhoneとiPadがSafariまたはChromeの最新版、AndroidがChromeの最新版です。
会社のパソコンのように追加のソフトを入れにくい環境でも、対応ブラウザさえあれば開けます。
ダウンロードしておけば通信のない場所でも読める
アプリや電子書籍リーダーに書籍をダウンロードしたあとは、機内モードやオフラインの状態でも読めます。
オフラインでは一部の操作に制限がかかるので、移動中に読む予定があるなら、出発前に同期とダウンロードを済ませておいてください。
アプリの初期設定とライブラリの同期の手順は、楽天koboアプリの使い方|インストールと最初の設定で解説しています。
写真集を読む端末の選び方|保存容量と価格から絞る
専用の電子書籍リーダーを使うかどうかで迷っているなら、保存容量が最初の判断材料になります。
楽天Koboは端末の容量を冊数に換算した目安を公表していて、約32GBのKobo Elipsa 2E・Kobo Sage・Kobo Libra Colourがテキストベースの本で約27,000点、コミックで約540点、約16GBのKobo Clara Colour・Kobo Clara BWがテキストベースの本で約12,400点、コミックで248点とされています。
これはテキスト1冊を約1MB、コミック1冊を約20〜50MBで計算した理論値です。
写真集はコミックと同じく1ページが画像なので、テキスト中心の本よりはるかに容量を使うと考えてください。
端末価格は2026年6月12日に改定されている
電子書籍リーダーの税込価格は、2026年6月12日の改定後でKobo Clara BWが25,800円、Kobo Clara Colourが29,800円、Kobo Libra Colourが41,800円です(2026年11月時点)。
カバーをセットにしたものは機種ごとに別の価格が設定されています。
機種ごとの表示の違いや本体サイズについては、端末の商品ページで仕様を確認してください。
アプリだけで読む場合との違いは、楽天koboの端末|アプリだけで読む場合との違いで解説しています。
端末を買わずに済ませる場合
写真集を数冊読むだけなら、スマートフォンのアプリかブラウザビューアで足ります。
マイライブラリに登録できる書籍数に上限はなく、書籍ごとに「同期ON・OFF」を切り替えれば、端末に出す本を選べます。
同期をOFFにした本はライブラリの表示から外れ、端末の負荷も軽くなります。
容量の心配から端末を買い足す前に、この切り替えを試してみる手もあります。
楽天koboで写真集を買える場所|アプリからは直接買えない
楽天Koboアプリ for iPhone/iPad と Android からは、電子書籍を直接購入できません。
これは不具合ではなく仕様で、Android版が扱うのは無料作品だけです。
写真集を買うときは、ブラウザで楽天Kobo電子書籍ストアを開いて購入し、そのあとアプリを同期します。
| 購入場所 | クーポン | 楽天ポイント・楽天ペイ残高 | 領収書 |
|---|---|---|---|
| 楽天Kobo電子書籍ストア(ブラウザ) | 使える(対象外の書籍あり) | 使える | 発行できる |
| Kobo電子書籍リーダー本体のストア | 使えない | 使えない(クレジットカードのみ) | 発行できない |
| 楽天Koboアプリ | 直接購入できない(Android版は無料作品のみ) | ||
支払いに使えるのはクレジットカード(MasterCard、American Express、一部のデビットカード)、楽天ポイント、楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)です。
海外発行のクレジットカードは使えません。
楽天銀行デビットカードで「ポイントでデビット支払い」を設定したまま、ストアでもポイントを使おうとするとエラーになるので、どちらか一方にしてください。
購入した電子書籍の返品・変更は受け付けておらず、購入直後でも自分でキャンセルできないため、型と環境は買う前に確かめておきます。
ポイントは、楽天Kobo電子書籍ストアで買った電子書籍に対して注文日から20日後に付与率1%で付きます。
対象になる金額は2022年4月1日から税込価格ではなく税抜価格に変わりました。
SPUは2023年12月1日以降、月間の獲得上限が500ポイント、達成条件がクーポン割引後の税込金額で1回の注文3,000円以上です(2026年11月時点)。
クーポンの配布時期と使えないときの確認点は、楽天koboのクーポン|配布のタイミングと使えないときの確認で解説しています。
楽天koboで買った電子書籍は、スマートフォンやタブレットのアプリ、パソコン、楽天Kobo電子ブックリーダーで読めます。同じ楽天IDで入れば、端末をまたいで同じ本棚を開けます。
セール・クーポンの内容と対象は入れ替わります。購入の前に公式ストアで現在の価格と条件を確認してください。
写真集が開かない・白紙のままになるときの確認
買ったのにアプリのライブラリに出てこないときは、まずマイライブラリでその書籍が「同期ON」(赤いチェック)になっているかを確認し、アプリや端末で同期を実行します。
それでも変わらなければ、アプリの設定から「アカウント情報」→「アカウントの修復」を試します。
最後の手段がログアウトと再ログインですが、この操作ではダウンロード履歴・ハイライト・コメントが削除されるので、順番としては最後に回してください。
表紙や本文が白いままだったり文字化けしたりする場合は、端末からその書籍をいったん削除し、表紙をタップして再ダウンロードします。
削除のときに「すべてのデバイス(アカウント)から削除」を選んでいた場合は、マイライブラリで「同期ON」に戻してから再同期します。
なお、マイライブラリで「削除」を実行した書籍は表示されなくなり、システム上は再購入もできません。
ブラウザで開けないときは、そもそも対象外の可能性があります。
ブラウザビューアが対応しているのはフィックス型だけで、立ち読み版も読めません。
購入履歴の表示が「新規受付済み」や「注文処理中」のままでも、決済が済んだ時点でアプリや端末には反映されています。
原因の切り分けの手順は、楽天koboが読めない・開かない|確認する3か所で解説しています。
楽天koboの商品ページで確認しておく3つの表示
買う前に見ておきたいのは、形式・クーポンの可否・配信期間の3つです。
リフロー型かフィックス型かは商品ページの表示で確認できるので、ジャンルから推測せずそこを見てください。
文字サイズを変えて読みたい書籍なのに画像で作られていた、という食い違いはここで防げます。
クーポンについては、対象外の書籍の商品ページに「この作品はクーポン適用対象外となります。ご了承ください。」という一文が載ります。
対象外として挙げられているものにはPottermore Publishingの書籍、集英社の「週刊少年ジャンプ」シリーズ、「SLAM DUNK」シリーズなどがあります。
割引を当て込んで会計まで進んでから気づくより、商品ページで先に確かめたほうが早いです。
期間限定で無料配信されている写真集やコミックを「ライブラリに追加」した場合は、配信期間の終了後にライブラリから自動的に削除されます。
限定期間を過ぎると無料でのダウンロードもできなくなり、通常価格に戻ります。
追加したらその場で同期し、ダウンロードまで終わらせてください。
試し読みを用意している書籍なら、商品ページの表紙画像の下にある「アプリで立ち読み」から無料プレビューを開けます。
電子書籍リーダーの場合は、ホーム画面の「本を探す」から「無料の本」をたどります。
よくある質問
楽天koboの写真集はパソコンのブラウザだけで読めますか
読めます。
マイライブラリの「ブラウザで読む」が対応しているのはフィックス型なので、1ページが画像で作られた写真集やコミック、雑誌はブラウザビューアで開けます。
対応ブラウザはパソコンがChrome・Firefox・Microsoft Edgeの最新版です。
ただし立ち読み版はブラウザでは読めません。
写真集の文字サイズを大きくできますか
できません。
フィックス型は1ページが画像なので、文字サイズの変更にもハイライトやコメントにも対応していません。
キャプションや小さな文字を読みたいときは、画面を拡大して確認します。
文字サイズを変えて読みたいなら、リフロー型で配信されている書籍を選んでください。
楽天会員を退会すると買った写真集はどうなりますか
楽天Koboだけを退会することはできず、楽天会員を退会すると購入済みのすべての電子書籍の閲覧権が失われます。
同じメールアドレスで再登録しても、過去の購入履歴や書籍は復活しません。
買った写真集を残したい場合、退会は慎重に判断してください。
サービスの提供状況については、楽天koboはサービス終了する?終わったものと続いているもので解説しています。
楽天koboで買った電子書籍は、スマートフォンやタブレットのアプリ、パソコン、楽天Kobo電子ブックリーダーで読めます。同じ楽天IDで入れば、端末をまたいで同じ本棚を開けます。
セール・クーポンの内容と対象は入れ替わります。購入の前に公式ストアで現在の価格と条件を確認してください。
まとめ
写真集は1ページが画像のフィックス型で配信されるため、文字サイズの変更やハイライトはできず、小さな文字は拡大して読む形になります。
そのかわりブラウザビューアに対応していて、アプリを入れられないパソコンでも開けます。
購入はブラウザの楽天Kobo電子書籍ストアからで、アプリからは直接買えず、電子書籍リーダー本体のストアではクーポンも楽天ポイントも使えません。
返品やキャンセルを受け付けていない以上、形式とクーポンの可否は商品ページで先に確かめておきたいところです。
ぜひ本記事のリフロー型とフィックス型の比較表と、購入場所ごとの支払い条件の表を参考に、自分の読む環境に合った買い方を選んでください。



