楽天koboで買った本が消えた・表示されない|復元の手順

楽天Koboアプリを開いたら、買ったはずの本が一覧に出てこない。
この現象の原因はひとつではなく、マイライブラリで同期がOFFになっている、別の楽天IDや北米向けのKoboアカウントでログインしている、期間限定無料で配信された本が配信終了で自動的に削除された、といったものが代表的です。
購入した本は楽天IDに紐づいて管理されるので、まずどのIDのライブラリを見ているのかから確かめてください。
本記事では、原因の見分け方・同期とアカウントの修復の手順・それでも戻らないときに確かめることを解説します。
楽天koboで本が消えて見えるときの原因
「消えた」と感じる場面はいくつかに分かれていて、本当に購入情報が無くなっているケースはごく限られます。多くは、表示されるはずの場所に表示されていないか、見ている場所が違うかのどちらかです。
マイライブラリで同期がOFFになっている
楽天Koboのマイライブラリでは、書籍ごとに「同期ON・OFF」を切り替えられます。
OFFにした本はアプリや電子書籍リーダーのライブラリに出てこなくなるので、端末側だけを見ていると消えたように見えます。
これは端末の負荷を軽くするための仕組みで、冊数が増えてきたときに整理する目的で使われます。
意図せずOFFにしていた、あるいは別の端末で整理したときにOFFにした本が、アプリから見えなくなっている状態です。
別の楽天IDや北米向けKoboアカウントでログインしている
ライブラリは楽天IDごとに分かれているため、ログインしているIDが違えば表紙は1冊も出てきません。
楽天Koboにはもうひとつ紛らわしい点があって、ログイン画面で「Rのロゴ」を選ばないと北米向けの「Kobo」のほうにログインできてしまう場合があります。
見覚えのない画面になっているときは、「その他ログイン方法」から「ログイン:楽天ID」を選び直してください。
期間限定無料の本は配信終了で自動的に削除される
楽天Koboには期間限定で無料配信される作品があり、限定期間を過ぎると無料でのダウンロードができなくなって通常価格に戻ります。
このとき、無料配信版は配信期間の終了後にライブラリから自動的に削除される仕様です。
無料で手に入れた本だけが消えているなら、原因はほぼこれで、同期やアカウントの操作では戻りません。
無料で読める本の探し方は楽天koboの無料本|無料コミックと試し読みの探し方で解説しています。
ライブラリから「削除」を選んでいる
マイライブラリの「削除」は同期OFFとは別の操作で、実行すると表示されなくなるうえ、システム上は再購入もできなくなります。整理のつもりで削除を使っていた場合、同期ONに戻すという手当てが使えません。
楽天koboのどの原因かを見分ける手順
切り分けの基準になるのは、アプリや電子書籍リーダーではなく、ブラウザで開く楽天Koboのマイライブラリです。購入情報の大元はこちらにあるため、ここに表紙があるかどうかで原因が2つに分かれます。
マイライブラリに本があり、アプリや端末にだけ無いなら、原因は同期です。
該当書籍が「同期ON」(赤いチェック)になっているかを確認してください。
マイライブラリにも本が無いなら、ログインしているIDが違うか、期間限定無料の配信が終了したか、削除したかのどれかです。
普段使っている楽天IDで楽天市場にログインできるかを確かめ、ID自体が合っていることを先に確定させると判断が早くなります。
もうひとつ、ブラウザの「ブラウザで読む」で本が開かない場合は消えたわけではありません。
ブラウザビューアが対応しているのはコミックや雑誌などのフィックス型だけで、小説やビジネス書のリフロー型と「立ち読み版」は読めない仕様です。
この場合はアプリか電子書籍リーダーで開いてください。
アプリ側の設定を見直したいときは楽天koboアプリの使い方|インストールと最初の設定で解説しています。
原因別の対処|楽天koboの同期とアカウントの修復
公式が案内している手順には順番があり、影響の小さいものから試すと余計な失いものを出さずに済みます。
同期ONに戻してから同期する
マイライブラリで該当書籍を「同期ON」に切り替え、アプリまたは電子書籍リーダー側で同期操作を行います。
順序が逆になって、端末だけ何度も同期しても、元のライブラリでOFFのままなら表紙は増えません。
ここで戻るなら作業はこれで終わりです。
アカウントの修復を実行する
同期しても反映されないときは、アプリの設定→アカウント情報→「アカウントの修復」を実行します。読み終えた位置やハイライトを残したまま試せる手当てなので、次に挙げる再ログインよりも先に実行してください。
ログアウトと再ログインは最後の手段
それでも直らない場合の最後の手段が、ログアウトしてからの再ログインです。
ただしこの操作ではダウンロード履歴・ハイライト・コメントが削除されます。
書き込みを残したい本があるなら、実行前にその点を承知しておいてください。
なお、ハイライトとコメントを付けられるのはリフロー型の書籍で、漫画や雑誌のようなフィックス型には付けられません。
表紙が白いまま・文字化けするときは入れ直す
一覧には出ているのに表紙が白いままだったり、開くと文字化けしたりする場合は、ダウンロードが途中で壊れています。
端末から該当書籍をいったん削除し、表紙をタップして再ダウンロードしてください。
削除のときに「すべてのデバイス(アカウント)から削除」を選んでしまった場合は、マイライブラリで「同期ON」に戻してから再同期します。
消えた本が戻らないときに確かめること
同期とアカウントの修復を試しても戻らないなら、ライブラリの操作では手の届かない事情が関わっています。
いちばん重いのが退会です。
楽天Koboだけを退会することはできず、楽天会員を退会すると購入済みのすべての電子書籍の閲覧権が失われます。
同じメールアドレスで再登録しても、過去の購入履歴や書籍は復活しません。
家族が退会手続きを取っていた、という形で後から判明することもあるので、ログインできるかどうかだけでなく会員状態も確かめてください。
海外から使っている場合も結果が変わります。
日本国外からの楽天Kobo電子書籍ストアでの購入、アプリへのログイン、ライブラリの同期は、楽天Koboカスタマーケアのサポート対象外とされています。
滞在先で同期できないときに、この条件を見落としたまま再ログインを繰り返すと、ダウンロード履歴を失うだけで終わることがあります。
端末そのものが古い場合も確かめてください。
Kobo Arc 7、Kobo Arc 7HD 16GB、Kobo Arc 7HD 32GB、Kobo Miniはサポートが終了していて、バージョンアップも端末内ストアでの購入もできません。
すでに同期・ダウンロード済みの作品は引き続き読めますが、新しく買った本をその端末へ持ってくる経路はありません。
サービス全体の継続状況と端末ごとの扱いは楽天koboはサービス終了する?終わったものと続いているもので解説しています。
最後に、買った直後に本が出てこないケースは別物です。楽天Koboでは決済が行われた時点で書籍が反映されるため、購入履歴が「新規受付済み」「注文処理中」と表示されていても、アプリや端末には反映されています。
楽天koboでやっても本が戻らない対処
検索するとよく出てくるものの、原因によっては意味がない手当てもあります。
アプリの削除と再インストールは、その代表です。
購入情報は楽天IDに紐づいているため入れ直しても買った本は消えませんが、ログインしているIDが違う場合や、マイライブラリ側で同期OFFになっている場合は、入れ直したところで表紙は戻りません。
入れ直せば端末内のダウンロード済みデータは消えるので、何も解決しないまま読み直しのダウンロードだけが発生します。
端末の再起動も同じで、通信の一時的な不調には意味がありますが、同期設定やID違いが原因なら変わりません。
買い直しで解決しようとするのも避けてください。
楽天Koboは購入した電子書籍の返品・変更を受け付けておらず、購入直後でも自分でキャンセルできません。
加えて、ライブラリから「削除」した本はシステム上は再購入もできない扱いです。
原因を特定しないまま購入ボタンを押すと、同じ本の代金だけが増える可能性があります。
電子書籍リーダーに取り込んだ自分のファイルについては、端末をリセットすると取り込んだファイルは全部消えます。
購入した電子書籍と違って、楽天IDから再取得する経路がありません。
再リセットや修理の前にパソコン側へ元ファイルを残しておいてください。
なお、楽天Koboからのエクスポートはサポート対象外で、買った本をファイルとして取り出すことはできません。
この線引きは楽天koboの本をPDFにできるか|できることとできないことで解説しています。
本が消えたように見える状況を繰り返さない使い方
同じことが起きないようにする方法は、原因ごとにはっきりしています。
期間限定無料の本は、「ライブラリに追加」したらすぐに同期してダウンロードまで終わらせてください。配信期間が終わると無料配信版はライブラリから自動的に削除されるので、あとで読もうと置いておくと手元に残りません。
ライブラリの整理には「削除」ではなく同期ON・OFFを使います。
マイライブラリに登録できる書籍数に上限はないため、冊数が増えても消す必要はありません。
アプリに表示したい本だけを同期ONにしておけば、端末の負荷も軽くなります。
シリーズごとに分けたいならコレクション機能があり、同じ楽天IDでログインしていれば別の端末やアプリにも同期で反映されます。
ただし楽天Koboデスクトップアプリではコレクションを作成できないため、作る作業はブラウザかアプリ側で行ってください。
ログインについては、Rのロゴから楽天IDで入る形を毎回守るだけで、ライブラリが空に見える事故はほぼ避けられます。
複数の端末で読むなら、アプリと電子書籍リーダーでできることの差も先に把握しておくと混乱しません。
端末を足すかどうかの判断は楽天koboの端末|アプリだけで読む場合との違いで解説しています。
よくある質問
アプリを削除すると買った本も消えますか
消えません。
購入した本は楽天IDに紐づいて管理されているため、アプリを入れ直して同じ楽天IDでログインすれば、マイライブラリで同期ONになっている本は再びダウンロードできます。
ただし端末に保存されていたデータは消えるので、読む前にダウンロードし直す手間はかかります。
購入した直後なのにアプリに本が出てきません
楽天Koboでは決済が行われた時点で書籍が反映される仕組みで、購入履歴のステータスが「新規受付済み」や「注文処理中」のままでもアプリ・端末には反映されています。
表示されないときは、ストアで使った楽天IDとアプリでログインしている楽天IDが同じかを確認し、アプリ側で同期を実行してください。
なお、楽天Koboアプリ(iPhone/iPad・Android)からは電子書籍を直接購入できない仕様で、購入はブラウザのストアで行います。
ブラウザで読もうとすると本が表示されないのはなぜですか
ブラウザビューアが対応しているのはコミックや雑誌などのフィックス型だけで、小説やビジネス書といったリフロー型と「立ち読み版」は読めません。
対応ブラウザも決まっていて、パソコンはChrome・Firefox・Microsoft Edgeの最新版、iPhoneとiPadはSafariまたはChromeの最新版、AndroidはChromeの最新版です。
読めない本はアプリか電子書籍リーダーで開いてください。
楽天koboで買った電子書籍は、スマートフォンやタブレットのアプリ、パソコン、楽天Kobo電子ブックリーダーで読めます。同じ楽天IDで入れば、端末をまたいで同じ本棚を開けます。
セール・クーポンの内容と対象は入れ替わります。購入の前に公式ストアで現在の価格と条件を確認してください。
まとめ
本が消えて見えるときは、まずブラウザのマイライブラリを開き、そこに表紙があるかどうかで原因を2つに分けてください。
ライブラリにあって端末に無いなら同期ONへの切り替えと同期、それでも直らなければアカウントの修復、最後にログアウトと再ログインという順番です。
ライブラリにも無い場合は、ログインしているIDの違い、期間限定無料の配信終了、削除操作のいずれかで、再購入を急ぐと代金だけが増えます。
繰り返さないために有効なのは、整理に「削除」ではなく同期OFFを使うことと、期間限定無料の本を追加したその場でダウンロードまで終わらせることの2点です。ぜひ本記事の見分け方と原因別の対処の順番を参考に、落ち着いて1つずつ確かめてみてください。



