SwitchBot顔認証パッドとPro版の違いは?選び方を解説
SwitchBotの顔認証パッドとPro版の差は、大きく分けて「手のひら静脈認証があるか」と「人の接近を検知する仕組み」の2点です。顔認証と指紋・暗証番号だけで足りるなら無印の顔認証パッドで十分、家族に顔認証が通りにくい人がいる、あるいは手袋やマスクの多い環境なら手のひら静脈も使えるPro版が候補になります。
どちらもSwitchBotのロック本体に外付けする解錠デバイスで、単体では鍵の開け閉めはできません。ロックLite・ロック・ロックPro・ロックUltraの全シリーズに対応するため、すでにSwitchBotのスマートロックを使っている人が「スマホを出さずに解錠したい」目的で追加するのが基本の使い方です。
ここでは公開されている仕様をもとに、2モデルの違い・共通点・取り付け条件・注意点を整理します。

スマートロックGET編集部
スマートロックの選び方と取り付け可否を、SwitchBot・セサミなど8ブランド27機種のメーカー公式情報から整理。引き戸や特殊サムターンへの対応、電池交換・磁石固定・開かない時の対処法まで、確認時点を明記して解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
SwitchBot Ultraシリーズにおける顔認証パッドの位置づけ
SwitchBot 顔認証パッドは2025年5月に登場したモデルで、テンキーやカード式だった従来のキーパッドに3D顔認証を加えたのが特徴です。顔認証には赤外線ライトが内蔵されており、写真での突破を想定しない平面カメラ方式とは異なる立体認証を採用しています。
SwitchBot 顔認証パッドProは2025年12月に発売された上位モデルです。
無印の解錠手段をすべて備えたうえで、手のひら静脈認証を追加しています。
価格は無印より高い設定ですが、機能を1つ足した派生モデルという性格が強く、まったく別系統の製品ではありません。
どちらを選んでも、ロック本体側の性能は変わりません。
オートロックの精度や解錠スピードといった基本性能は、組み合わせるSwitchBotスマートロック4機種のどれを選ぶかで決まります。
パッドはあくまで「解錠の入口を増やす」パーツと考えてください。
顔認証パッドとPro版、違いが出る3つのポイント
両モデルで実際に差が出るのは次の項目だけです。同じ部分を並べても選択の役には立たないため、違いのある軸に絞って整理します。
| 比較軸 | 顔認証パッド | 顔認証パッドPro |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2025年5月 | 2025年12月 |
| 手のひら静脈認証 | 非対応 | 対応 |
| 顔認証の方式 | 3D顔認証(赤外線ライト内蔵) | 3D顔認証 |
| 省電力の仕組み | ― | ミリ波レーダーによる省エネ制御 |
| 位置づけ | 標準モデル | 解錠手段を1つ増やした上位モデル |
手のひら静脈認証は、手をかざすだけで登録した静脈パターンを読み取る方式です。顔を認識させにくい状況、たとえば帽子やマスクを常用する、抱っこや荷物で顔の位置が安定しないといった場面で、もう一つの選択肢を持てるのがPro版の強みになります。
Pro版に搭載されたミリ波レーダーは、人の接近を検知してから認証動作に入るための仕組みです。常時カメラを動かさずに待機できるため、バッテリーの持ちに寄与します。
スマートロックUltra両モデルに共通する仕様
解錠手段の大半と、電源・取り付け方式は共通です。購入前に確認しておくべき基本仕様をまとめます。
| 項目 | 内容(両モデル共通) |
|---|---|
| 解錠方法 | 3D顔認証/指紋認証(最大100個)/暗証番号/交通系ICカード(Suica・PASMO)/NFCカード/アプリ |
| 暗証番号の種類 | 通常・期間限定・ワンタイム・緊急の4種 |
| 電源 | 5000mAh充電式バッテリー(1日各10回の施解錠で約1年) |
| 取り付け | 3M粘着テープ貼り付け(ネジ固定も可)・工事/配線不要 |
| 対応ロック | ロックLite/ロック/ロックPro/ロックUltraの全シリーズ |
暗証番号を4種類使い分けられる点は、どちらのモデルでも同じです。
期間限定パスワードは民泊や親族の一時滞在、ワンタイムは一度きりの来訪者、緊急用は締め出し時の予備といった具合に運用できます。
指紋は最大100個まで登録できるため、家族全員分を複数指で登録しても余裕があります。
取り付け可能なドア・玄関まわりの条件
パッド本体は3M製の粘着テープで貼り付ける方式で、配線工事は不要です。
ネジ固定にも対応しているため、テープが効きにくい面ではネジを選べます。
貼り付け先は塗装が安定した平滑な面が前提で、細かい凹凸のあるタイル、砂壁、劣化して粉を吹いた塗装面などは避けたほうが確実です。
もう一つ重要なのが設置の高さと角度です。
顔認証は顔がカメラの画角に入る位置に取り付ける必要があるため、住む人の身長差を考えて高さを決めます。
家族に身長差が大きい人がいる場合、全員が無理なく写る高さに調整するか、指紋やカードを併用する前提で考えると失敗しにくくなります。
ロック本体側の条件は別問題です。
パッドが対応していても、サムターンの形状やドア枠の余裕によっては本体が付かないことがあります。
まずは後付けスマートロックが自宅のドアに付くかどうかの確認手順で本体側の可否を確かめてから、パッドの追加を検討する順番が安全です。
購入前に知っておきたい弱点と注意点
最大の注意点は、顔認証パッド単体では鍵を開けられないことです。
SwitchBotのロック本体とセットで初めて機能します。
本体を持っていない場合は、ロックUltraの実力と無印・Proとの差やロックLiteをどこまで割り切れるかを先に検討し、そのうえでパッドを足す構成になります。
次に電源の管理です。
5000mAhの充電式バッテリーで、1日各10回の施解錠なら約1年が目安とされています。
裏を返せば、使用回数が多い家庭や解錠試行を繰り返す環境では、この目安より短くなる可能性があります。
充電が必要なタイミングを見落とさないよう、アプリの通知を確認する習慣が要ります。
生体認証そのものの限界もあります。
顔認証は光の当たり方や顔の向き、静脈認証は手のかざし方で読み取りが不安定になることがあります。
認証が通らないときに備え、暗証番号や物理鍵という代替手段を必ず残しておいてください。
セキュリティ面の考え方はSwitchBotスマートロックの安全性とリスクの整理もあわせて確認すると判断しやすくなります。
顔認証パッドとPro、どちらを選ぶべきか
顔認証と指紋、暗証番号があれば足りるという家庭は、無印の顔認証パッドで用途を満たせます。解錠手段の数だけを見ても、交通系ICカードやワンタイムパスワードまで揃っており、日常的な使い勝手で不足を感じる場面は多くありません。
Pro版を選ぶ判断基準ははっきりしています。
顔認証が安定しにくい条件、たとえば帽子やマスクを常に着けている、両手がふさがりがちで顔をカメラに向ける余裕がない、といった生活パターンがあるかどうかです。
手のひらをかざすだけで済む手段が加わることに価値を感じるなら、上位モデルを選ぶ意味があります。
逆に、家族全員が顔認証で問題なく通れる見込みなら、差額分の価値は限定的です。同じ予算をロック本体のグレードアップに回し、ロックProへの買い替えを検討するほうが体感的な満足度が上がる場合もあります。
よくある質問
顔認証パッドだけを買えば鍵をスマート化できますか
できません。
パッドは解錠操作を受け付ける外付け機器で、実際にサムターンを回すのはSwitchBotのロック本体です。
ロックLite・ロック・ロックPro・ロックUltraのいずれかと組み合わせて使います。
ロックUltraにも顔認証パッドを追加できますか
対応しています。
顔認証パッド、顔認証パッドPro のいずれもロックシリーズ全機種に対応すると公表されています。
すでにロックUltraを使っている場合も、後からパッドだけを足す構成が可能です。
顔認証が反応しないときはどうやって入りますか
指紋、暗証番号、交通系ICカードやNFCカード、アプリのいずれかで解錠できます。
両モデルとも複数の手段を備えているため、ひとつが使えなくても代替が残る設計です。
物理鍵も手元に残しておくと安心です。
賃貸でも取り付けられますか
粘着テープでの貼り付けに対応しており、工事や配線は不要です。
ただし原状回復の可否は物件や貼り付け面の材質によります。
ネジ固定を選ぶ場合は穴が開くため、事前に管理会社へ確認してください。
電池はどのくらいもちますか
5000mAhの充電式バッテリーを内蔵し、1日各10回の施解錠で約1年が目安とされています。
Pro版はミリ波レーダーによる省電力制御で待機時の消費を抑える設計です。
使用頻度が高いほど短くなる点は理解しておいてください。
まとめ
SwitchBot 顔認証パッドと顔認証パッドProの実質的な違いは、手のひら静脈認証の有無と、Pro版のミリ波レーダーによる省電力制御です。指紋・暗証番号・交通系ICカード・アプリといった解錠手段、5000mAhの充電式バッテリー、粘着テープでの取り付け、対応するロックシリーズはいずれも共通しています。
顔認証を中心に使い、指紋や暗証番号を予備として持てば十分という家庭なら無印で足ります。顔をカメラに向けにくい生活パターンがある、家族の中に顔認証が安定しない人がいる、という具体的な理由があるときにPro版の追加機能が効いてきます。
いずれの場合も、先に決めるべきはロック本体です。
ドアが対応しているか、どのグレードを選ぶかを固めてからパッドを検討してください。
他機種も含めて比較したい場合は人気スマートロックの選び方の比較や、実際の使用者の声をまとめたSwitchBotスマートロックの評判と弱点が判断材料になります。
