セサミとSwitchBotどっちがいい?機能・電池・対応錠で比較
結論から言うと、本体価格の安さと拡張のコストパフォーマンスを重視するならセサミ、解錠手段の幅と対応するドアの守備範囲を重視するならSwitchBotです。どちらも既存のサムターンに被せる後付け型で、工事は不要という点は共通しています。
両ブランドは「99%の鍵に対応」を掲げており、基本的な使い方(アプリで施解錠する、オートロックにする、家族と共有する)では体験に大きな差は出ません。差が出るのは、電池の持ちと交換方式、指紋や顔認証といった追加デバイスの選択肢、そして特殊なサムターンへの対応方法です。
以下、セサミ5・セサミ6 ProとSwitchBotロック4機種の公開仕様をもとに、比較すべきポイントを整理します。

スマートロックGET編集部
スマートロックの選び方と取り付け可否を、SwitchBot・セサミなど8ブランド27機種のメーカー公式情報から整理。引き戸や特殊サムターンへの対応、電池交換・磁石固定・開かない時の対処法まで、確認時点を明記して解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
セサミとSwitchBotの違いが出る3つのポイント
まず全体像を押さえます。
セサミはCANDY HOUSEが開発する日本発のブランドで、本体価格を抑えつつ、指紋やICカードを使いたい人は「SESAMEタッチ2」を追加する構成です。
SwitchBotはロック本体を無印・Pro・Ultra・Liteの4機種に分け、価格帯ごとに機能を段階的に分けています。
違いが表れるのは次の3点です。
ひとつは電池方式で、セサミはCR123AやCR2などのリチウム電池が中心、SwitchBotは機種によって単3電池・CR123A・専用充電式バッテリーと分かれます。
ふたつめは解錠手段の上限で、3D顔認証や交通系ICカードに対応するのはSwitchBotロックUltraだけです。
みっつめは本体とアクセサリを合わせた総額で、同じ「指紋で開けたい」を実現する場合、セサミ構成のほうが総額を抑えやすい傾向があります。
SwitchBot側の機種差そのものを詳しく知りたい場合は、SwitchBotロック4機種の違いをまとめた解説を先に読むと選びやすくなります。
電池と給電方式を比較する
毎日使う設備なので、電池の持ちと交換の手間は無視できません。公開されている電池仕様を並べます。
| 機種 | 電池 | 公称の目安 |
|---|---|---|
| セサミ5 | CR123A×2(1回分付属) | 1年以上 |
| セサミ6 Pro | 充電式リチウム×1、またはCR123A×1 | 500日以上 |
| SwitchBot ロック | CR123A×2 | 1日各10回で約180日 |
| SwitchBot ロックLite | CR123A×2 | 1日各10回で約半年 |
| SwitchBot ロックPro | 単3×4(別売充電式バッテリー対応) | 約9ヶ月 |
| SwitchBot ロックUltra | 専用充電式+緊急用CR123A | 充電1回で約1年 |
数字だけ見るとセサミ側が長寿命です。
ただし条件表記が各社で異なるため、そのまま優劣とは言い切れません。
実務的には「CR123Aを買い置きするか、充電式を回すか」で選ぶのが現実的です。
SwitchBotロックProは単3電池が使えるためコンビニでも調達しやすく、Ultraは緊急用のCR123Aを内蔵して充電切れ時の解錠回数を確保しています。
セサミ6 Proは充電式とCR123Aの両対応で、切り替えの自由度があります。
対応する錠前とサムターンの守備範囲
どちらも「約99%対応」を掲げていますが、対応の作り方が違います。
SwitchBotはロックPro以降で無段階可変構造のアタッチメント(0〜23mm)と高さ調整プレート(最大62mm)を採用し、寸法で幅広く合わせる方式です。
ロックLiteとUltraは約99.9%と表記され、面付箱錠やプッシュプル錠にも対応します。
特殊サムターンは3Dプリンターによるオーダーメイド部品での対応が案内されています。
セサミは、360°以上回る複数回転サムターンへの対応を明記しているのが特徴です。
こちらも特殊錠は特注アダプターで対応します。
回転数が多い鍵や独自形状のサムターンでは、この違いが効いてくる場面があります。
いずれにしても、購入前に公式の適合確認ページで自宅のサムターン形状と寸法を照らし合わせる工程は省けません。ドア枠との干渉やサムターン周囲の平面確保など、確認すべき点は後付けスマートロックの選び方で整理しています。
指紋・暗証番号・顔認証の解錠手段を比較
スマホを出さずに開けたい人にとって、ここが最大の分岐点です。
セサミはSESAMEタッチ2を本体に連携させます。
指紋は最大100枚、ICカードはFeliCa・MIFAREに対応して最大1000枚まで登録でき、SuicaやPASMO、スマートリングEVERINGも使えます。
IP65の防水防塵で、本体1台に最大2台まで連携できます。
ただし初代セサミ・mini・3・4は非対応なので、旧機種からの流用はできません。
SwitchBotは別売の指紋認証パッドで指紋・暗証番号・NFCカードに対応します。
ロックProならワンタイムや期間限定の暗証番号が使え、ロックUltraでは顔認証パッドを組み合わせた3D顔認証、交通系ICカード、肘で触れて開けるクイックキーまで選べます。
手が塞がりやすい家庭では、この解錠手段の多さが決め手になります。
ロックUltraと下位機種の差は別記事で詳しく扱っています。
どっちを選ぶ?住まいと使い方からの判断基準
本体価格を抑えたい、まずはアプリと後から追加する認証パッドで足りる、という人にはセサミが向きます。
ICカードの登録枚数が多く、家族や来客が多い世帯でも運用しやすい設計です。
Hub3を併用すれば遠隔操作やMatter連携にも広がります。
一方で、面付箱錠やプッシュプル錠など特殊な形状のドア、あるいは顔認証まで含めた最上位の使い勝手を求めるならSwitchBotです。エントリー志向のロックLiteの割り切り方から最上位のUltraまで価格帯が階段状に並ぶので、予算に合わせて選びやすい構成になっています。
賃貸の場合は、どちらも両面テープでの貼り付けが基本です。原状回復の扱いは物件ごとに異なるため、賃貸契約書を確認し、不明点は管理会社に相談してください。
よくある質問
セサミとSwitchBotで防犯性に差はありますか
どちらも既存の錠を残したまま被せる方式なので、鍵そのものの強度は変わりません。
共通するのは、鍵穴を操作する回数が減ることと、施解錠の記録が残ることです。
防犯効果そのものを保証するものではないため、補助錠など既存の対策と組み合わせて考えてください。
スマホの電池が切れたら家に入れなくなりますか
どちらのブランドも既存の物理鍵はそのまま使えます。
加えて認証パッドを併用すれば、指紋や暗証番号、ICカードでの解錠が可能です。
物理鍵を1本持ち歩くか、家族と解錠手段を分散させておくのが確実です。
後から指紋認証を追加できますか
できます。
セサミはSESAMEタッチ2、SwitchBotは指紋認証パッドを後から追加する形です。
ただしセサミ側は対応本体が限られるため、購入前に組み合わせを確認してください。
両ブランドの取扱店はどこですか
公式ストアと家電量販店、通販サイトで扱われていますが、取扱いは店舗によって異なります。アクセサリ類は本体より流通が限られる場合があるため、組み合わせで導入するなら同時に手配できる窓口を選ぶと確実です。
まとめ
セサミとSwitchBotは、後付け型として基本性能が近く、どちらを選んでも「アプリで開ける・オートロックにする・共有する」という日常の使い方は満たせます。判断を分けるのは、電池方式の好み、追加したい認証手段、そして自宅のサムターン形状です。
コストを抑えて指紋やICカードまで揃えたいならセサミ、顔認証を含む解錠手段の幅と特殊錠への対応力を重視するならSwitchBot、という整理が実用的です。どちらも最終的には適合確認が前提になるため、サムターンの写真と寸法を手元に用意してから機種を絞ってください。
ブランドを横断してもう一度候補を並べたい場合は、人気機種の選び方をまとめた比較記事も判断材料になります。



