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EPICは引き戸に強い?TOUCH HOOK 2スマートロックの実力

引き戸の玄関にスマートロックを付けたいけれど、貼り付けタイプでは形が合わない。

そんな行き詰まりに対する答えのひとつが、EPIC(エピック)の「TOUCH HOOK 2」です。

引き戸の鎌錠(フック錠)そのものを電子錠に置き換える製品で、スマホアプリを使わず暗証番号とICカードで開けます。

結論から言うと、TOUCH HOOK 2が向くのは「持ち家の引き戸で、ドアに穴をあけて本格的に電子錠化してよい人」です。

逆に、賃貸で原状回復が必要な人、スマホで遠隔解錠や開閉履歴を見たい人には合いません。

設置方式も操作方法も、後付け貼り付け型のスマートロックとは思想が違います。

ここでは公開されている仕様をもとに、TOUCH HOOK 2が対応する引き戸の条件、解錠手段、そして割り切りが必要なポイントを整理します。

スマートロックGET編集部

スマートロックの選び方と取り付け可否を、SwitchBot・セサミなど8ブランド27機種のメーカー公式情報から整理。引き戸や特殊サムターンへの対応、電池交換・磁石固定・開かない時の対処法まで、確認時点を明記して解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

EPIC TOUCH HOOK 2は引き戸専用のスマートロックという位置づけ

EPICは韓国発の電子錠ブランドで、日本国内でも玄関ドア用の製品を展開しています。その中でTOUCH HOOK 2が担当するのは、開き戸ではなく引き戸(スライドドア)です。

引き戸の玄関は、扉が横にスライドする構造上、内側のサムターンが開き戸と同じ形をしていないことが多くあります。

鎌錠(フック錠)と呼ばれる、フック状の金具が枠側に引っかかるタイプが一般的です。

市販の後付けスマートロックの多くはサムターンをモーターで回す仕組みなので、そもそも回すつまみがない引き戸には取り付けられないケースが出てきます。

TOUCH HOOK 2は、この鎌錠型の引き戸錠を丸ごと置き換える発想の製品です。

既存の錠前の上に乗せるのではなく、引き戸に穴をあけて本体を固定します。

だからこそ引き戸でもオートロックが成立します。

国内で選択肢の少ない領域を埋める製品であり、価格帯としても手軽なエントリー機ではなく、玄関錠のリフォームに近い位置づけと考えるのが自然です。

TOUCH HOOK 2の解錠方法と電池まわりの仕様

公開仕様を表に整理します。アプリ連携を持たないスタンドアロン型のため、解錠手段は本体に登録した情報だけで完結します。

項目内容
解錠方法暗証番号(4〜12桁)/ワンタイム暗証番号/ICカード(MIFARE Classic、最大100枚登録)
電池単3アルカリ電池×4。1日10回の使用で約1年が目安
非常時の給電9V角形電池による外部給電に対応
取付方式引き戸への穴あけ・ネジ固定(新規穴あけ設置)
対応錠前引き戸用の鎌錠(フック錠)型
オートロック搭載
アプリ非対応

注目したいのはワンタイム暗証番号です。

一度きり有効な番号を発行できるため、清掃業者や親族に一時的に開けてもらう場面で使えます。

恒久的な番号を教えずに済むのは、暗証番号運用の弱点をひとつ埋める機能です。

ICカードは100枚まで登録できるので、家族分に加えて予備を持たせる余裕もあります。

取り付けられる引き戸の条件とEPICが指定する寸法

購入前に必ず確認したいのが寸法です。TOUCH HOOK 2の対応条件は、ドア厚35〜50mm、バックセット60〜105mm、レール形状はI字・L字に対応、とされています。

ドア厚は引き戸の板の厚みです。

メジャーで戸の小口(横から見た厚み)を測れば分かります。

バックセットは、戸の端(引き手側の端面)から鍵穴やサムターンの中心までの水平距離です。

ここが範囲外だと、穴の位置が構造材と干渉したり、鎌が枠に届かなかったりします。

もうひとつ見落としやすいのが、引き戸の内部構造です。

フラッシュ戸のように中が空洞で表面材だけの引き戸だと、錠前を固定するだけの厚みや芯材が足りない場合があります。

既存の錠前が入っている位置には芯材が入っているのが普通ですが、そこから位置をずらす加工が必要なら難易度が上がります。

穴あけを伴う工事なので、賃貸物件では基本的に選択肢に入りません。

持ち家であっても、DIYに自信がなければ施工業者への依頼を前提に考えるのが安全です。

まず自宅の玄関がどのタイプかを整理したい場合は、玄関・賃貸・引き戸それぞれの後付け方法をまとめた記事から確認すると判断しやすくなります。

貼り付け型スマートロックとの設置方式の違い

SwitchBotに代表される後付けスマートロックは、既存のサムターンに両面テープで本体を貼り、モーターでつまみを回します。

工事が不要で、外せば元に戻せるのが最大の利点です。

半面、サムターンの形状や周囲のスペースに左右され、引き戸では取り付け位置を確保できないことがあります。

TOUCH HOOK 2は逆のアプローチです。

錠前ごと入れ替えるため、テープの粘着力や電池切れ時の空回りといった不安要素がありません。

オートロックも施錠機構と直結しているぶん動作が素直です。

代わりに、一度付ければ簡単には戻せません。

どちらが優れているかではなく、ドアの形と原状回復の要否で決まります。

開き戸でサムターンがあり、賃貸で元に戻したいなら貼り付け型が合理的です。

SwitchBotの各機種の違いを比較した解説や、後付け型を中心にした機種選びの比較もあわせて見ておくと、自宅に必要なのがどちらの方式か切り分けられます。

EPIC TOUCH HOOK 2の弱点と購入前に確認したい点

最大の割り切りポイントはアプリ非対応です。

外出先からの遠隔解錠、開閉履歴の確認、家族の帰宅通知といったスマホ連携の機能は使えません。

スマートロックに「見守り」や「ログ管理」を期待している場合、この製品は要件を満たしません。

あくまで鍵を持ち歩かずに開けるための電子錠です。

オートロック搭載である点も注意が必要です。

ゴミ出しや宅配の受け取りで少し外に出た隙に施錠されると、暗証番号を覚えていない同居家族が閉め出されます。

導入時には家族全員が番号を把握し、ICカードを配っておく運用が前提になります。

電池は単3アルカリ4本で1日10回の使用で約1年が目安ですが、使用頻度や気温で前後します。

切れたときは9V角形電池を外部から当てて給電できる仕組みがあるため、完全な締め出しは避けられる設計です。

とはいえ9V電池を車や職場に常備するなど、事前の備えがあってこそ機能します。

また、電子錠に共通する話として、暗証番号は入力する指の動きを見られると推測される余地があります。

番号を定期的に変え、来客にはワンタイム番号を使うといった運用が現実的です。

仕組み上のリスクをどう扱うかは、スマートロックの安全性とリスクを検証した記事の考え方も参考になります。

よくある質問

EPIC TOUCH HOOK 2は賃貸の引き戸にも付けられますか

穴あけとネジ固定が必要なため、原状回復義務のある賃貸では原則として難しい製品です。どうしても検討する場合は、事前に管理会社や大家へ確認してください。

スマホから遠隔で解錠できますか

できません。アプリ非対応のスタンドアロン型で、解錠手段は暗証番号、ワンタイム暗証番号、ICカードの3つです。

自分で取り付けられますか

引き戸への新規穴あけが伴うため、電動工具の扱いと採寸に慣れていることが前提になります。ドア厚35〜50mm、バックセット60〜105mmという条件に自宅が収まるか確認したうえで、不安があれば施工業者に依頼するのが確実です。

ICカードは市販のものを登録できますか

対応規格はMIFARE Classicで、最大100枚まで登録できます。手持ちのカードが規格に合うかは事前の確認が必要です。

どこで購入できますか

EPICの直販サイトのほか、取扱店で扱われています。取扱いは店舗によって異なりますので、購入前に販売元へ確認してください。

まとめ

EPIC TOUCH HOOK 2は、引き戸の鎌錠を電子錠へ置き換える専用機です。

貼り付け型では対応しきれない引き戸の玄関を、暗証番号とICカードで開けられるようにし、オートロックまで成立させます。

国内では選択肢が限られる領域を埋める製品で、スペックと公開情報から判断する限り、引き戸のオートロック化という目的に対しては素直な構成です。

向いているのは、持ち家の引き戸でドアに加工を加えられる人、そしてスマホ連携よりも鍵を持たない身軽さを優先する人です。ドア厚35〜50mm、バックセット60〜105mmという寸法条件に自宅が収まるかどうかが、検討の最初の関門になります。

反対に、遠隔解錠や開閉履歴を使いたい、賃貸で元に戻す必要がある、工事は避けたいという場合は、サムターンに後付けするタイプを軸に探すほうが現実的です。まず自宅の錠前が引き戸の鎌錠なのかサムターン式なのかを確認し、そこから方式を選んでいくと失敗しません。

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