Kindle Unlimitedの読み放題の仕組み|同時に持てる冊数
Kindle Unlimitedの「読み放題」は、Kindleストアの本がすべて読めるという意味ではありません。
読み放題の対象として登録されたタイトルだけが、月額の会員費の範囲で読めます。
Amazonが案内している対象数は500万冊以上です。
やっかいなのは、同じ著者・同じシリーズでも1巻は読み放題で2巻は購入のみという並び方をすることです。
冊数の多さだけを見て登録すると、読みたかった本が対象外だったという結果になります。
プライム会員特典のPrime Readingと混同したまま申し込む例もあります。
本記事では、読み放題という表記が指す範囲・Prime Readingや単品購入との使い分け・対象かどうかの確認場所を解説します。
Kindle Unlimited読み放題の範囲
読み放題は、Kindle Unlimitedの対象になっているタイトルを、月額の会員費だけで何冊でも読める仕組みです。
1冊ごとに代金を払う購入とは扱いが違い、対象の中から選んで自分のライブラリに入れ、読み終えたら返すという貸し借りに近い形になります。
Amazonが公表している「500万冊以上」という数は、この読み放題に入っているタイトルの数です。
Kindleストアで売られている本の総数ではありませんし、和書だけの数でもありません。
上限があるのは「同時に持てる冊数」だけ
同時に手元へ置けるのは20冊までと案内されています(2026年8月時点)。
21冊目を追加しようとすると、どれかを返すよう求められます。
返却すれば、読める冊数そのものに制限はありません。
月に30冊読んでも追加費用はかかりませんので、20冊という数字は「1か月に読める上限」ではなく「同時に開いておける上限」だと考えてください。
対応端末やアプリの範囲はKindle Unlimitedの対象と使える端末で解説しています。
購入との差は、やめたあとに出ます
読み放題で読んでいる本は会員資格に紐づいているため、会員をやめると読めなくなります。
一方、代金を払って購入した本は、そのタイトルが読み放題の対象から外れても手元のライブラリに残ります。
何度も読み返す本や、仕事で長く参照する資料は、読み放題で見つけたあとに購入し直すという使い方もできます。
他2種とKindle Unlimited読み放題
Amazonで本を読む方法は、表示のされ方でだいたい3つに分かれます。商品ページに出ている表示を、そのまま読める範囲に置き換えたのが次の表です。
| 表示 | 読める範囲 | 該当する人 |
|---|---|---|
| Kindle Unlimited(読み放題) | 対象500万冊以上から、月額の会員費だけで何冊でも。同時に持てるのは20冊まで | 月に複数冊読み、対象の中に読みたい本がある人 |
| Prime Reading | プライム会員特典に含まれる対象タイトル。対象冊数はKindle Unlimitedより少ない | すでにプライム会員で、追加の月額をかけたくない人 |
| 表示なし(単品購入) | 代金を払った本だけ。会員資格に関係なく残る | 読む本が限られている人、手元に残したい人 |
ここで間違えやすいのがPrime Readingです。
プライム会員だからKindle Unlimitedも読み放題になる、とはなりません。
両者は別のサービスで、Kindle Unlimitedは会員費が別にかかります。
プライム会員費との関係はKindle Unlimitedの料金・月額とプライム会員との違いで解説しています。
上限冊数とKindle Unlimited読み放題
選ぶ順序は次の4段階です。好みで決める部分はほとんどありません。
会員費と、自分が普段買う本の値段を比べる
Kindle Unlimitedの月額は980円(税込)として案内されています(2026年8月時点)。
ただし公式の申し込みページはログインした状態でないと料金が表示されないため、契約前に自分のアカウントで表示される金額を必ず確認してください。
判断のしかたは単純で、自分が普段買っている電子書籍1冊の値段を思い出し、月に何冊読むかを掛けます。
その額が会員費を上回るなら読み放題側が有利になり、月に1冊も読まない月があるなら単品購入のほうが安く収まります。
読みたいジャンルが対象に入っているかを、登録前に見る
冊数の合計は判断材料になりません。
500万冊のうち自分が読む数冊が対象かどうかで価値が決まるためです。
Kindle Unlimitedのカタログページはログイン前でも閲覧できますので、著者名やシリーズ名で検索して、読み放題の表示が付いているかを先に確かめてください。
ここまで確認すれば、プライム会員ならPrime Readingで足りるのか、月額を足す価値があるのかが自分の条件から決まります。
500万冊以上が読み放題になるサービスで、30日間の無料体験があります。体験が終わると有料プランへ自動で切り替わります。同時に手元に置けるのは20冊までで、返却すれば冊数の制限なく読み続けられます。
料金と対象冊数は変更されることがあります。登録ページで最新の内容をご確認ください。
対象の入れ替わりは商品ページで確認
読み放題の対象は固定ではありません。
同じシリーズでも巻によって対象かどうかが分かれることがあり、以前は読み放題だった本が購入のみに変わることもあります。
逆に、対象に加わる本もあります。
出版社ごとに提供のしかたが違うため、著者単位・シリーズ単位で「まるごと読める」と考えると、途中の巻で止まります。
対象が入れ替わる仕組みそのものはKindle Unlimitedは読める本が少ないのかという疑問と対象の入れ替わりで解説しています。
どこを見れば読み放題対象か分かるか
確認できる場所は3つあります。
ひとつめは商品ページで、Kindle版の価格欄の近くに読み放題を示す表示が出ているかどうかを見ます。
ふたつめは検索結果で、Kindle Unlimitedのカタログから探せば対象だけが並びます。
みっつめは端末のKindleアプリで、ストアの読み放題向けの棚から選べます。
紙の本の商品ページに読み放題の表示は出ませんので、必ずKindle版のページで確かめてください。
仕事で使う本の探し方はKindle Unlimitedのビジネス書・実用書の探し方で解説しています。
表示は時期によって変わりますので、ライブラリに入れたあとの状態が保証されるわけではありません。
読み放題で借りた本は、対象から外れると読めなくなります。
読み終わるまで確実に手元へ置きたい本は、購入に切り替えると確実です。
無料体験でKindle Unlimited読み放題
Kindle Unlimitedには30日間の無料体験が案内されています(2026年8月時点)。
ただしこれは過去にKindle Unlimitedへ登録した経験がない人が対象です。
以前に体験や有料の会員登録をしたアカウントで申し込むと、無料体験は適用されず、申し込んだ時点から月額の請求が始まります。
期間が2か月や3か月に延びる案内が出ることもありますが、それは時期を限ったキャンペーンで、常時あるものではありません。
現在の内容と対象条件はKindle Unlimitedのキャンペーンの現在の内容と対象条件で解説しています。
止めないと自動で有料に切り替わります
無料体験は、期間が終わると自動で有料の会員登録に切り替わり、月額が請求されます。
読むつもりがないなら、体験期間が終わる前に自分で停止してください。
手続きはAmazonのアカウントサービスから、Kindle Unlimitedの会員登録内容を管理する画面で行います。
停止しても体験期間の終わりまでは読めますので、早めに操作しておいてください。
解約すると、借りていた本は開けなくなります
会員登録を終了すると、読み放題で手元に置いていた本は読めなくなります。
メモやハイライトが消えるわけではありませんが、本文を開くには再登録か購入が必要です。
解約の手順と、解約後に何が残るのかはKindle Unlimitedの解約方法と解約後に読める本で解説しています。
よくある質問
プライム会員なら追加料金なしで読み放題になりますか
なりません。
プライム会員特典に含まれるのはPrime Readingで、Kindle Unlimitedとは別のサービスです。
Prime Readingの対象冊数はKindle Unlimitedより少なく、読み放題の500万冊以上を読むにはKindle Unlimitedの月額が別に必要です。
商品ページの表示が「Prime Reading」なのか「Kindle Unlimited」なのかを見分けてください。
無料体験は2回目も使えますか
無料体験は初回利用者が対象です。
過去に登録した経験のあるアカウントでは適用されず、申し込んだ時点から月額が請求されます。
同じ人でも別アカウントでの扱いや、時期限定のキャンペーンでの条件は変わることがありますので、申し込み画面に無料体験の表示が出ているかどうかを送信前に確かめてください。
20冊までというのは、1か月に20冊しか読めないという意味ですか
違います。
20冊は同時にライブラリへ置ける上限です。
読み終えた本を返せば次の本を追加できますので、月に読む冊数の上限はありません。
追加できないという表示が出たときは、読み終えた本を返却してから選び直してください。
500万冊以上が読み放題になるサービスで、30日間の無料体験があります。体験が終わると有料プランへ自動で切り替わります。同時に手元に置けるのは20冊までで、返却すれば冊数の制限なく読み続けられます。
料金と対象冊数は変更されることがあります。登録ページで最新の内容をご確認ください。
まとめ
読み放題という表記は、Kindleストア全体ではなく対象に登録された500万冊以上を指します。
判断の順序は、自分が普段買う本の値段と月額を比べ、読みたい著者やシリーズが対象に入っているかをカタログで確かめ、無料体験の対象になるアカウントかどうかを申し込み画面で見る、という3段階です。
プライム会員の人は、Prime Readingで足りるかを先に見ておくと無駄な重複を避けられます。
ぜひ本記事の3タイプの比較表と4段階の確認手順を参考に、読みたい本のKindle版ページで読み放題の表示を確かめてから登録を判断してください。
出典
- Amazon.co.jp「Kindle Unlimited 読み放題」公式ページ(https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/subscribe/ku):対象タイトル数「500万冊以上」
- 月額980円(税込)・30日間の無料体験・同時20冊までの各数値は、公式の申し込みページがログイン後にしか料金を表示しないため直接確認できていません。本文中の金額と期間は2026年8月時点で複数の情報が一致している内容です。契約前に自分のアカウントで表示される金額と条件を確認してください。

