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「うちはガントチャートいらない」派が語る理想のタスク管理

  • 「一応ガントチャートを使っているけど、ほとんど活用できていない」
  • 「ガントを作るだけでプロジェクトが始まった気になってしまう」
  • 「変更が起きるたびにガントを直すのがストレス」

タスクを管理するうえでガントチャートは非常に便利ですが、すべての人やチームに向いているわけではありません。

本記事ではなぜガントチャートが合わなくなるのか?を「「うちはガントチャートいらない」派が語る理想のタスク管理」と題してご紹介いたします。

目次

なぜガントチャートが“合わない”チームがあるのか

ガントチャートは一見するときれいにタスクが管理できているようにも見えますが、以下のような弱点があります。

  • ガントチャートは変更に弱い
  • ガントチャートを作るのに時間がかかる
  • 見た目の「整っている感」が現場とズレる

1.ガントチャートは変更に弱い

ガントチャートは「あらかじめ決まった順序と期間」に沿って動くことを前提に設計されています。

しかし実際の現場では、急な変更、仕様の見直し、作業順の入れ替えが日常茶飯事に発生し、ガントチャート通りに進行できないことも珍しくありません。

変更が発生したら、ガントチャートを修正する必要がありますが、「修正するのが手間なのでそのまま放置」なんてことも。

そうするとガントチャートの存在意義すら怪しくなってきます。

2.ガントチャートを作るのに時間がかかる

プロジェクト開始時にガントチャートを作るためには、想定される工程を事前に盛り込むため、まずは工程の洗い出しを行いそこからガントチャートを作るため半日〜1日かかることも珍しくありません。

にも拘わらず、作った直後にもう予定がズレ始める。その維持管理に追われるだけで、疲れてしまうことも。

3.ガントチャートの「整っている感」が現場とズレる

ガントチャートの利点として、パッと見たときに「整って見える」、いわゆる視認性のよさがあります。

でも実際はその整いが現場の実態を反映していないということも多いのです。

「ガントがあることでなんとなく綺麗なプロジェクト進行ができているような気がするけど、実は機能していない」

一度でもこうしたことを感じたことがあるチームにとって、ガントチャートは“いらない機能”かもしれません。

「うちはガントチャートいらない」派が語る理想のタスク管理

ではガントチャート不要派にとってはどのようなタスク管理が必要なのでしょうか。

大きくは以下のポイントが挙げられます。

  • 予定変更に柔軟に対応できる
  • タスクの優先度がすぐに伝わる
  • 「見れば分かる」状態をつくれる

予定変更に柔軟に対応できる

  • 予定やスケジュール進行が変更されてもすぐに対応できる。
  • 何かトラブルがあっても、無理なく順序を組み直せる。

このように“変化を柔軟に受け入れられること”が理想的なタスク管理ツールの形です。

タスクの優先度がすぐに伝わる

仕事には常に優先順位が存在します。

「何から手をつけるべきか」がはっきりしていれば、報告や相談を減らし、チームメンバーが自律的に動くことができます。

タスクの優先度がすぐにわかることはタスク管理を行う上で非常に重要といえます。

「見れば分かる」状態をつくれる

プジロジェクト進行は

  • 誰が(担当者)
  • 今どこまでやっていて(進捗状況)
  • 何が残っているのか。(残りのタスク)

それが一目で分かるボード設計があるだけで、ミーティングやチャットが減らすことができます。これはマネージャーだけでなくすべての人たちが”見ればわかる状態”であることが非常に理想的な形といえます。

pitboardが提案する“ガントチャートなし”のタスク設計

当社の開発するpitboardは、「ガントチャートは使わない」という設計思想を持ったタスク管理ツールで、チームが自然に動ける最小限の仕組みを提供しています。

pitboardでは、

  • タスクカード1件ごとに「想定時間」をセット
  • 担当者別に列が分かれ
  • 並び順で優先度を示す

というシンプルな仕組みで、「誰が・何を・どの順に・どれくらい」というタスク情報を可視化します。

ガントチャートのような日付管理はありません。その代わりに、順番と量だけでタスクが整うことを目的としています。

タスクカードは、ドラッグ&ドロップで並び替えるだけ。

pitboardではタスクカードを「これが先」「これを後ろに」と直感的に操作できます。

これにより優先順位を簡単に最適化。優先度の変更も、リスケも、“順番を変えるだけ”で完了します。

「想定時間」があるからバランスが取りやすい

pitboardの大きな特徴の一つが、タスクに「想定時間」をつけられること。

これにより、

  • 1日に詰め込みすぎていないか
  • タスク量が誰かに偏っていないか

が一目で分かり、過不足ない配分ができるようになります。

まとめ|「線」で整えるより、「順番」で動かすタスク管理へ

ガントチャートを使いこなすことが目的ではありません。

本当に目指すべきなのは、「現場がスムーズに動く」タスク管理です。

pitboardは、

  • ガントチャートなし
  • 通知・履歴なし
  • 想定時間と優先度だけで回る

という、“ちょうどいいタスク設計を実現できるツールです。

「うちにはガントはいらない」──

そう感じたことがあるなら、その感覚はきっと、正しい方向を指しています。

pitboardで、もっと軽く、もっと自然なチーム運営を始めてみませんか?

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先行利用者として、実際のプロジェクトで使いながら、改善の声を聞かせてください。
もちろん無料で使えます。

Written by

マネジメントが苦手なマネージャーのためのタスク管理ツール「pitboard(ピットボード)」を開発しています。

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